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❇︎今後のスケジュール❇︎

❇︎とある青年のお話❇︎

ここはツィンダース。かつては魔法と科学の国。
科学力を手にした人間と、不思議な力を持った人ならざる者、“瞳の魔法使い”による長い戦争の歴史を持つ国だ。
終戦から今年でちょうど100年を迎えたが、二つの種族の関係は一向に変わらなかった。
ある日のことだ。“不純物”と呼ばれる謎のバケモノが突如として現れ、ツィンダースの南は崩壊した。
人間は高いバリケードを築き、国を守ろうとした。
しかし“不純物”は時たまバリケードを越えて都市を襲った。
“不純物”に太刀打ちできる力を持つのは“瞳の魔法使い”だけ。
ツィンダース唯一にして最大の科学都市“パレット”は“瞳の魔法使い”と協定を結び、討伐隊を編成した。
パレットは発達した科学力を駆使して作り上げた兵器を用いて、適合した人間による12色相環討伐隊、通称”カラーズ“を編成。
瞳の魔法使いはその数少ない中から選りすぐりの者に星座を与え、12星座討伐隊、通称”スターズ“を編成。
彼らは手を取り合って国の危機に立ち向かう。

と、ここまでならよくある話だが、現実はそうも行かなかった。
パレットは魔法という強大な力を恐れており、隙あらばスターズを殺そうと躍起になった。
カラーズとしての活動を余儀なくされた“元”人間は、それぞれ組織に尽くすため、己の命より大切なものを人質に取られた。
スターズはそれでも世界を救うため、仲間を守るために戦った。
しかしてそんな状況で世界を救えるはずもなく、世界は滅亡した。

疑問に思ったかい?世界が滅亡したというのに私がこの話をしていることに。
もちろんツィンダースはまだあるさ。そう、ここはツィンダース。冒頭にも話しただろう。
スターズの中でも腕利きの魔法使いがいた。
そいつは世界が滅亡した後、その時間をきっかり3日、巻き戻したのさ。
残された3日間で世界を救わない限り、ループは終わらない。

なぁ、君に世界が救えるかい?

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